味の一 味の母1.8Lの特徴
味の一醸造の「味の母」1.8Lは、国産米と米こうじを原料に造った、みりんの甘みと料理酒の風味を併せ持つ発酵調味料です。
原材料は米(国産)、米こうじ、食塩の3種類のみ。砂糖やぶどう糖、醸造アルコールを別に加えず、米を発酵・糖化させることで甘みや旨みを引き出しています。
最大の特徴は、みりんと料理酒をそれぞれ使うような調味効果を、一本で得られることです。煮物や煮魚、照り焼き、麺つゆなど、普段の和食で甘みやコクを加えたいときに利用できます。
本品は本みりんではなく、食塩を加えた発酵調味料です。アルコール分は約10%、塩分は約2%あり、一般的なみりん風調味料とも異なります。
1800mlの瓶入りなので、日常的に煮物や焼き物を作る家庭や、みりんと料理酒を使い分ける手間を減らしたい方に向いています。
国産米・米こうじ・食塩の3原料、発酵と二段式糖化による製法、みりんと料理酒の二役を担う点が、この商品の主な選択材料です。
1.8Lの瓶入りは、500ml・1000mlのペットボトルタイプとは原材料が異なります。また、本品には約10%のアルコールと約2%の食塩が含まれるため、子どもの食事や塩分を調整している家庭では使い方にも注意が必要です。
国産米・米こうじ・食塩で造る発酵調味料
味の母は、米と米こうじを使って発酵させたもろみをもとに造られます。
味の一醸造は、米の醸造による酒の風味と、糖化によるみりんの甘みを組み合わせる独自の製法を案内しています。
原材料は米・米こうじ・食塩の3種類
今回の1.8L瓶入りに使用されている原材料は、米(国産)、米こうじ、食塩です。
原材料表示に砂糖やぶどう糖、保存料、着色料、香料などは含まれていません。
米由来の甘みと発酵による風味を活かしているため、糖類やアルコールを別に添加した商品とは原材料の構成が異なります。
ただし、砂糖を加えていないことは糖分がないという意味ではありません。本品には米の糖化によって生まれた糖分が含まれています。
もろみの醸造と二段式糖化による製法
本品は、米と米こうじから日本酒のもとになるもろみを醸造し、食塩を加えた後、二段式糖化工程を経て造られています。
醸造によって生まれる酒の風味と、糖化によって生まれる甘みや旨みが組み合わさることが特徴です。
販売元は長期熟成によって味わいが整えられていると案内していますが、具体的な総熟成年数は確認できませんでした。
そのため、3年熟成など、ほかの本みりんで使われている熟成期間を本品には当てはめていません。
食塩を加えている理由
味の母には、原材料として食塩が加えられています。
メーカーの公式FAQでは、食塩は調理効果を高めるために使用していると説明されています。
本品の塩分は約2%で、食塩相当量は大さじ1杯(15ml)当たり約0.3gです。
しょうゆやみそなど、ほかの塩分を含む調味料と組み合わせる場合は、料理全体の塩味を見ながら分量を調整してください。
味の母は本みりん?みりん風調味料との違い
味の母は、みりんと似た使い方ができる商品ですが、食品としての分類は「発酵調味料」です。
本みりんやみりん風調味料とは、製法やアルコール分、食塩の有無が異なります。
本みりんとは原材料と造り方が異なる
一般的な本みりんは、もち米・米こうじ・焼酎などを使って糖化させる調味料です。
一方、味の母は米と米こうじからもろみを醸造し、食塩を加えて造ります。
本みりんと同じように甘みや照りを付ける目的で使えますが、もろみを発酵させる工程と食塩を含む点が異なります。
また、味の母は酒税法上の酒類に該当しない発酵調味料です。ただし、アルコールを含まないという意味ではありません。
みりん風調味料よりアルコール分が多い
みりん風調味料は、糖類などを組み合わせ、アルコール分を一般的に1%未満に抑えた商品です。
一方、味の母1.8Lのアルコール分は約10%です。
みりん風調味料と同じように甘みを付けることはできますが、加熱せずに使用するとアルコールが残る点に注意が必要です。
アルコールを避ける必要がある方の料理では、みりん風調味料など、使用する調味料そのものを考えて選ぶことが大切です。
料理酒を別に加えなくても使える
メーカーは、味の母について「みりんと料理酒の二役」を特徴として案内しています。
一般的なレシピでみりんと料理酒を組み合わせる場面でも、味の母一本で甘みや酒の風味を付けることができます。
ただし、味の母には食塩が含まれるため、本みりんと料理酒を合わせたものと原材料や味わいが完全に同じではありません。
置き換える場合は、しょうゆや砂糖など、ほかの調味料の量も調整してください。
味の母一本でみりんと料理酒の二役を担う使い方
味の一醸造は、味の母を煮物や照り焼き、魚の煮付け、麺つゆなど幅広い料理に利用できると案内しています。
毎日の料理で、みりんと料理酒をそれぞれ量る手間を減らしたいときにも使える調味料です。
みりん大さじ1・料理酒大さじ1の代わりには?
メーカー公式FAQでは、レシピに「みりん大さじ1とお酒大さじ1」とある場合、味の母大さじ1を目安にする使い方を案内しています。
ただし、料理によって必要な甘みや酒の風味は異なります。
最初はメーカーの目安を参考にし、味を見ながら使用量やほかの調味料を調整するとよいでしょう。
味の母を使用すれば必ず同じ仕上がりになるという意味ではありませんが、調味料を一本にまとめたい方には便利な使い方です。
肉じゃがや筑前煮などの煮物に
肉じゃがや筑前煮など、しょうゆと甘味調味料を組み合わせる料理に利用できます。
メーカーは、煮物では味の母としょうゆを4対5の割合で使う方法を紹介しています。
甘みと酒の風味が加わり、煮物の味をまろやかに整えられます。
また、メーカーは煮崩れを防ぎ、味をなじませる目的で、調理の初めの段階に加える方法をすすめています。
ただし、具材の量やしょうゆの塩分濃度によって仕上がりが変わるため、配合は家庭の好みに合わせて調整してください。
魚の煮付けや照り焼きに
魚の煮付けにも味の母を使えます。
メーカーが案内する魚の煮付けの割合は、味の母としょうゆが3対5です。
酒由来の風味を加えながら、みりんに似た甘みや照りを付けたい料理に向いています。
鶏肉や魚の照り焼きでも、しょうゆと組み合わせて甘辛いたれを作れます。
糖分を含むため、煮詰める際は焦がさないよう火加減に注意してください。
すき焼きや丼物のたれに
すき焼きでは、メーカーが味の母としょうゆを同量で使用する方法を紹介しています。
甘みと旨みを加えながら、肉や野菜を煮るたれとして利用できます。
また、親子丼や牛丼などの甘辛いたれにも使えます。
ただし、味の母は糖分と食塩の両方を含むため、砂糖やしょうゆを併用する際は、甘さと塩味を見ながら分量を調整してください。
うどん・そばのつゆにも
メーカーは、うどんやそばのつゆに、味の母としょうゆを2対5の割合で使う方法も紹介しています。
だしとしょうゆに味の母を組み合わせることで、甘みと風味を加えられます。
ただし、冷たい麺つゆなど加熱せずに食べる料理では、味の母に含まれるアルコールが残ります。
子どもやアルコールを避けたい方が食べる場合は、調理方法にも配慮してください。
瓶入り1.8Lとペットボトル入りの原材料の違い
味の母を選ぶときに、特に注意したいのが容量と容器による原材料の違いです。
メーカーは、瓶入りとペットボトル入りで原材料や主成分が異なることを公式サイトで案内しています。
1.8L・720ml・300mlの瓶入り
今回の1.8Lを含む瓶入りの味の母は、米(国産)、米こうじ、食塩の3種類を原材料に使用しています。
アルコール分は約10%、糖分は約45%、塩分は約2%です。
砂糖やぶどう糖、醸造アルコールを別に加えていない発酵調味料を選びたい方に向いています。
1000ml・500mlのペットボトル入り
一方、1000mlと500mlのペットボトル入りは、原材料に米、米こうじ、ぶどう糖、食塩、アルコールを使用しています。
アルコール分は約12%、糖分は約48%、塩分は約1.8%で、瓶入りとは配合が異なります。
そのため、味の母という同じ商品名であっても、すべての容量で原材料が同じとは限りません。
今回紹介する1.8Lは瓶入りなので、ペットボトル入りの原材料や成分値を混同しないことが大切です。
糖分・塩分・アルコール分と栄養成分
味の母は砂糖を添加していませんが、米由来の糖分を含む発酵調味料です。
また、食塩とアルコールも含まれているため、甘みだけでなく塩分やアルコール分も考えて使用する必要があります。
大さじ1杯(15ml)当たりの栄養成分
1.8L瓶入りの商品について、販売元が掲載している大さじ1杯(15ml)当たりの栄養成分は以下のとおりです。
| エネルギー | 38.7kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.05g |
| 脂質 | 0g |
| 炭水化物 | 7.2g |
| 食塩相当量 | 0.3g |
上記は販売元による目安値です。1800ml全量や100g当たりの栄養成分ではありません。
原材料に砂糖が含まれていなくても、炭水化物やエネルギーは含まれています。
塩分を調整している家庭では使用量に注意
味の母は、調味効果を高める目的で食塩を加えています。
そのため、食塩を添加していない本みりんから切り替える場合は、同じ分量でも料理に加わる食塩量が異なります。
しょうゆやみそなどを併用する場合は、味の母に含まれる食塩分も考慮してください。
塩分の摂取量を管理している場合は、調味料全体の食塩相当量を意識して使うことが大切です。
アルコール分約10%と子どもの食事への注意点
味の母は酒税法上の酒類ではありませんが、アルコール分を約10%含む発酵調味料です。
お酒ではないという分類だけを理由に、アルコールを含まない調味料と同じように扱うことはできません。
料理に使う場合もアルコールが残ることがある
味の母に含まれるアルコールは、加熱することで減少します。
ただし、アルコールがどの程度残るかは、調味料の使用量、加熱時間、料理の水分量、鍋の形状などによって異なります。
短時間の加熱だけでアルコールが完全になくなるとは限りません。
特に、和え物や冷たい麺つゆなど加熱しない料理に使用する場合は、アルコールが残ることに注意してください。
子どもが食べる料理に使用する場合
子どもの食事に味の母を使う場合は、約10%のアルコールを含むことを踏まえて調理する必要があります。
煮物など十分に加熱する料理でも、残留するアルコールの量を家庭で正確に判断することは難しいためです。
特に離乳食では、子どもの発達段階や食事内容を考え、アルコールを含む調味料を使う必要があるかも含めて判断してください。
本品について、子どもが何歳から食べられるかという商品固有の基準や、年齢別の使用目安量は確認できませんでした。
アルコールを避ける必要がある場合は、アルコール分の少ない別の調味料を選ぶ方法もあります。
酒類ではなくても子どもの誤飲には注意
メーカーは、本品が酒税法上の酒類には該当しないことを案内しています。
ただし、アルコール分は約10%あり、飲み物として摂取するための商品ではありません。
消費者庁は、子どもがみりんなどアルコールを含む食品や飲料を誤飲する事故について注意喚起しています。
味の母も甘みのある調味料なので、小さな子どもが誤って口にしないよう、手の届かない場所に保管してください。
1.8Lの瓶入りを選ぶ理由と保存方法
本品は1800mlの瓶入りです。
煮物や煮魚、照り焼き、麺つゆなどで日常的に発酵調味料を使う家庭に向いています。
一方、瓶が大きく重いため、調理中の扱いやすさや保管スペースも考えて選びたいところです。
大容量を使いやすくする方法
1800mlの瓶は、小容量の商品に比べて一度に注ぐ量を調整しにくい場合があります。
普段の料理で少量ずつ使う場合は、必要に応じて清潔で乾燥した食品用の小さな容器に移し替える方法もあります。
ただし、移し替えた容器に水分や食品のかけらが入ると、品質が変化する原因になります。
使う分だけ取り出し、元の瓶はしっかり密栓して保存してください。
賞味期限は製造日から約1年
本品の賞味期間は、取扱元の商品情報で製造日から360日、約1年と案内されています。
ただし、購入時点で1年間残っているという意味ではありません。
実際に購入した商品の賞味期限は、瓶やラベルに記載された表示を基準にしてください。
開封後も直射日光を避けて常温保存
味の一醸造は、開封後もフタを閉め、直射日光を避けて常温で保管するよう案内しています。
また、取扱元では冷暗所での保管を案内しています。高温になりやすい場所や直射日光の当たる窓際を避けることが大切です。
開封後の具体的な使用期限は設定されておらず、メーカーは賞味期限にかかわらず、なるべく早く使うよう案内しています。
色が濃くなることはある?
味の母は、保存温度が高いと時間の経過とともに色が濃くなる場合があります。
販売元は、こうした色の変化が起こることを商品の特徴として案内しています。
ただし、色が濃くなったことと、異臭やカビなどの異常があることは別です。
普段と明らかに異なるにおいや状態が見られた場合は使用を控え、メーカーや販売店に相談してください。
味の一 味の母1.8Lのよくある質問
味の母は本みりんですか?
いいえ。味の母の名称は「発酵調味料」です。国産米と米こうじからもろみを醸造し、食塩を加えて造られています。本みりんとは原材料や製法が異なります。
味の母の原材料は何ですか?
1.8L瓶入りの原材料は、米(国産)、米こうじ、食塩の3種類です。砂糖やぶどう糖、醸造アルコールは原材料表示に含まれていません。
原材料の米は国産ですか?
はい。メーカーは1.8L瓶入りの原材料として国産米を使用していると案内しています。取扱元の創健社は、米こうじについても国産原料と表示しています。
どこの会社が製造していますか?
埼玉県狭山市の味の一醸造株式会社が製造しています。味の母は、みりんの甘みと料理酒の風味を併せ持つ発酵調味料として販売されています。
砂糖や食品添加物は入っていますか?
1.8L瓶入りの原材料は米・米こうじ・食塩のみです。砂糖、ぶどう糖、保存料、着色料、香料などは原材料表示に含まれていません。ただし、米由来の糖分は含まれています。
なぜ食塩が入っているのですか?
メーカーは、調理効果を高めるために食塩を加えていると説明しています。塩分は約2%で、大さじ1杯(15ml)当たりの食塩相当量は約0.3gです。
アルコールは入っていますか?
はい。1.8L瓶入りのアルコール分は約10%です。酒税法上の酒類ではありませんが、アルコールを含むため、子どもの食事や加熱しない料理に使う場合は注意が必要です。
みりん風調味料と同じですか?
いいえ。みりん風調味料は一般的にアルコール分が1%未満ですが、味の母には約10%のアルコールが含まれています。発酵による酒の風味と米由来の甘みが特徴の調味料です。
料理酒とみりんの両方の代わりに使えますか?
メーカーは、みりんと料理酒の二役を担う調味料として案内しています。レシピに「みりん大さじ1と料理酒大さじ1」とある場合、味の母大さじ1を目安にする使い方も紹介しています。ただし、味付けは料理に合わせて調整してください。
煮物にはいつ加えるとよいですか?
メーカーは、煮崩れを防ぎ、味をなじませる目的で、煮物の調理の初めに加える方法をすすめています。食材や調理方法に合わせて使用してください。
瓶入りとペットボトル入りは何が違いますか?
瓶入りの1800ml・720ml・300mlは、米・米こうじ・食塩の3原料を使用し、アルコール分は約10%です。一方、1000ml・500mlのペットボトル入りは、ぶどう糖とアルコールも原材料に使用し、アルコール分は約12%です。容器だけでなく配合も異なります。
有機JAS認証を取得した商品ですか?
本品について、有機JAS認証の取得は確認できませんでした。国産米を使用し、食品添加物を加えていないことと、有機JAS認証は異なります。
アレルゲンはありますか?
取扱元の商品情報では、特定原材料等28品目のアレルゲンは「なし」とされています。ただし、同一製造施設で扱うほかの食品や交差接触の詳細は確認できていません。
子どもの料理に使えますか?
本品は約10%のアルコールを含むため、子どもの食事に使用する場合は調理方法に注意が必要です。加熱しても条件によってはアルコールが残る可能性があります。アルコールを避けたい場合は、別の調味料を選ぶことも考えてください。
加熱すればアルコールは完全になくなりますか?
必ずしも完全にはなくなりません。残るアルコールの量は使用量や加熱時間、料理の水分量などによって異なります。短時間の加熱だけでゼロになるとは断定できません。
1.8Lは瓶入りですか?
はい。今回紹介する1.8L商品はガラス瓶入りです。同じ味の母でも、500ml・1000mlのペットボトル入りとは原材料や成分が異なります。
賞味期限はどのくらいですか?
取扱元では、未開封の賞味期間を製造日から360日、約1年と案内しています。実際の賞味期限は購入した商品のラベル表示を基準にしてください。
開封後は冷蔵庫に入れる必要がありますか?
メーカーは、開封後もフタを閉め、直射日光を避けて常温で保管するよう案内しています。冷暗所など高温になりにくい場所で密栓し、賞味期限にかかわらずなるべく早く使い切ってください。