【過大広告を見破る】健康食品の「痩せる根拠」はどこに?知っておきたい薬機法と景品表示法の基礎知識

机の上で冊子を手に持つ人物。冊子には“痩せる はどこまで本当か? 薬機法と景品表示法の基礎知識 その商品は大丈夫?”という文字と、腹まわりを測る様子の写真が印刷されている。横に白いボトルが置かれている。 食の安全・健康

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

「飲むだけで痩せる」「たった1週間で細くなる」といった魅力的な広告を、SNSやインターネットで目にすることがあります。特に体型維持を意識する子育てママにとって、このような健康食品のキャッチコピーは気になるものです。

しかし、その根拠はどこにあるのでしょうか? 本記事では、私たちが安心して買い物をするために国が定めている「薬機法」「景品表示法」の役割を解説し、過大広告を見破るための賢い知識を提供します。

法律の壁:「薬機法」が広告を規制する理由

私たちが購入する「薬」や「医療機器」、そして「健康食品」の販売や広告は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)という法律によって厳しくルールが決められています。

この法律の目的は、国民の健康を守ることです。根拠のない効果や安全性を謳って、消費者を騙したり、適切な治療を受ける機会を失わせたりするのを防いでいます。

【健康食品で言ってはいけないこと(薬機法違反となる例)】

  • 「痩せる」「〇〇キロ減った」「細くなる」:健康食品は薬ではないため、人の体の機能に影響を与えるような効果(ダイエット効果)を断定的に述べてはいけません。
  • 「〇〇の病気が治る」「ガン予防に効果がある」:病気の治療や予防ができるのは医薬品のみです。健康食品が病気の治癒に効くと広告することはできません。

売り手が常に考える「法の抜け穴」

法律で直接的な表現が禁止されているため、健康食品の売り手は、商品を売るために「法の抜け穴」を探し、消費者の目を引くキャッチコピーを考えます。

  • NGワードを避けた表現の例:
    「痩せる」→ 「理想の体型へサポート」
    「治る」→ 「体の中からキレイに」
    「細くなる」→ 「スッキリした毎日を応援」

これらの表現は、法律上の「効果効能の断定」を避けていますが、消費者が「痩せる」と連想するように作られています。また、「景品表示法」では、根拠なく「顧客を誘い込むような誤解を招く表示」も禁止されていますが、表現が曖昧なグレーゾーンも存在します。(参照:消費者庁 景品表示法)

賢い消費者が持つべき判断基準

魅力的な広告に惑わされず、本当に価値のある商品を見極めるには、過大広告を見破る知識を持つことが何よりも大事です。購入前に、以下の2点を論理的にチェックしましょう。

  • チェック1:第三者の根拠があるか?
    「痩せる」と断言されていなくても、その成分について、学術論文や公的機関が研究・発表している根拠があるかを確認しましょう。
  • チェック2:販売元が信頼できるか?
    法律を理解し、適正な表示を行っている大手企業や、信頼できるレビューを持つサイトから購入することが、安心につながります。

SNSに惑わされず、安心できる商品を選ぶには

インフルエンサーなどのSNS発信は、個人的な感想に基づくものが多く、医学的な根拠がない場合がほとんどです。体型維持や健康管理において本当に大切なのは、継続できる食事のバランスと適度な運動です。

特定の健康食品に過度な期待をせず、「日々の健康的な生活をサポートしてくれる」という視点で商品を選ぶことが、賢い選択です。

まとめ

健康食品の広告にある「痩せる」や「治る」という断定的な表現は、薬機法によって禁止されています。売り手は抜け穴を探しますが、私たちは過大広告を見破る知識と、第三者の根拠を確認する冷静な視点を持つことが、お金と健康を守る唯一の方法です。安心できる情報源を選び、賢い消費を心がけましょう。

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