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スーパーやネットショップで「オーガニック」や「有機」と書かれた食品を見かけることが増えました。
でも実際、「有機JAS」と「オーガニック」はどう違うのか、明確に説明できる人は少ないかもしれません。
この記事では、元EC運営者であり2児の母であるaino-mamaが、ママ目線でわかりやすく解説します。
「オーガニック」と「有機JAS」は同じ？
結論から言うと、「有機JAS」は日本の国が認めた「オーガニック認証マーク」です。
つまり、すべてのオーガニック商品が有機JAS認証を受けているわけではなく、「有機JASマークがある＝国が保証している」という意味になります。
有機JASマークとは？
有機JASマークは、農林水産省が定める厳しい基準を満たした農産物・加工食品・畜産物などにのみ表示が許されています。
たとえば以下のような条件があります。
- 化学肥料や農薬を使わずに育てられている
- 遺伝子組み換え技術を使っていない
- 有機認証を受けた事業者だけが生産・加工している
このマークがついている商品は、「第三者機関の検査を受けて安全性が保証されている」という信頼の証です。
有機登録認証機関一覧（農林水産省ホームページ参照）
「オーガニック」と名乗るだけでは認証ではない
「オーガニック」は英語で「有機的な」という意味ですが、日本では法律的な定義が曖昧です。
そのため、輸入食品や海外ブランドでは、有機JASを取得していない商品にも「オーガニック」という表記が使われていることがあります。
選ぶときは、パッケージの裏にある「有機JASマーク」や「認証機関の名前」を確認するのが確実です。
有機JAS認証を受けるのが難しい理由
有機JASを取得するには、土づくりから収穫、加工、販売に至るまで、すべての工程が基準に合っていなければなりません。
そのため、農家やメーカーにとってはコストや時間がかかる一方、消費者にとっては「安全で信頼できる商品」を選ぶ目印となります。
ママが安心して選ぶためのチェックポイント
子どもの健康や美容を意識するママにとって、毎日の食材選びは大切なことです。
次の3つを意識すると、より安全で納得のいく選択ができます。
- 有機JASマークがあるかどうかを確認
- 添加物・保存料が少ないものを選ぶ
- 原産国・製造者情報が明記されているかをチェック
おすすめのオーガニック商品・サービス
有機JASマークを取得している野菜や果物は、農薬や化学肥料を極力使わずに育てられています。とはいえ、スーパーでは表示がわかりにくかったり、産地ごとの基準に差があるのが現実です。
そうした中で、栽培方法や生産者が明確な「定期宅配サービス」を選ぶのも一つの方法です。
有機JAS認証の仕組みを理解しても、実際にどこで購入すればよいか悩む方も多いはずです。 そこで、農薬や化学肥料に頼らずに育てられた野菜を定期的に届けてくれる信頼性の高い宅配サービスを2つ紹介します。
② らでぃっしゅぼーや
全国の契約農家と提携し、独自の厳しい基準で食材を選定。 野菜以外にもお肉・魚・加工品など、添加物を抑えた安心食材がそろいます。 初回おためしセットが充実しているのも魅力です。
どちらも「有機JAS」や「減農薬」に対応した野菜を扱っており、家庭で手軽に安全な食を実践できます。好みに合わせて比較してみるとよいでしょう。
まとめ
「有機JAS」と「オーガニック」は似ているようで違います。
ママが安心して選べるのは、「有機JASマークがある商品」。
毎日の食卓を通じて、家族の笑顔と健康を守ることが、オーガニック生活の第一歩です。
注意
今回は「食品」に関するオーガニック、有機JASの紹介をしました。「化粧品」の「オーガニックコスメ」とは基準が全く異なりますのでご注意ください。
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