盛田 有機みりんタイプ500mlの特徴
盛田の「有機みりんタイプ」500mlは、有機米と有機米麹を使用した醸造調味料に、有機砂糖などを加えて造られた有機JAS認証の調味料です。
清酒「ねのひ」の醸造技術を活かした米由来の旨みと、上品な甘みが特徴。煮物や照り焼き、魚の煮付けなど、毎日の和食に甘みやコクを加えたいときに使えます。
本品は「本みりん」ではなく、食塩を加えた「みりんタイプ」の醸造調味料です。アルコール分は8.0%以上9.0%未満、塩分は1.5%以上あります。
一般的なみりん風調味料ともアルコール分が異なるため、使い方や調理方法を考えて選ぶことが大切です。
500mlのペットボトル入りなので、普段の料理で使う量を調整しやすく、初めて有機みりんタイプを試したい家庭にも向いています。
有機JAS認証、有機米・有機米麹を使用した醸造調味料、有機砂糖による甘み、米由来の発酵醸造の旨みが、この商品の主な選択材料です。
ただし、有機JAS認証商品でも、原材料には食塩と添加物のアルコールが含まれています。アルコール分は8〜9%で、開栓後は10℃以下の冷蔵保存が必要です。子どもの食事や塩分を調整したい料理では、これらの特徴も考えて選びたい商品です。
有機米・有機米麹・有機砂糖を使用した原材料
本品は、有機米と有機米麹を使用した醸造調味料に、有機砂糖、食塩、アルコールを組み合わせています。
原材料の内容まで重視してみりん類を選びたい方にとって、有機認証の有無だけでなく、甘みの付け方や食塩の使用も比較材料になります。
米由来の発酵醸造による旨み
盛田は、清酒「ねのひ」の醸造技術を活かして本品を製造しています。
有機米と有機米麹を使用した醸造調味料には、米の発酵醸造によって生まれる風味や旨みがあります。
そこに有機砂糖の甘みが加わることで、料理に照りやツヤ、まろやかさを付けやすい調味料に仕上がっています。
しょうゆやだしと合わせて使いたい方や、普段の和食にコクを加えたい方に向いています。
有機砂糖を使用している
本品には、有機砂糖が原材料として使用されています。
前に紹介した福来純や九重櫻のように、米の糖化による甘みだけを活かした本みりんとは、甘みの構成が異なります。
有機栽培された原料を重視しながら、砂糖も使用したみりんタイプを選びたい方にとって、この違いは大切な判断材料です。
なお、有機砂糖を使用していることと、砂糖や糖類の摂取量を気にしなくてよいことは別です。
国内製造と有機米の産地は異なる情報
原材料表示には、有機醸造調味料について「国内製造」と記載されています。
これは醸造調味料の製造地に関する表示であり、原料の有機米がすべて国内で栽培されたことを意味するものではありません。
今回確認できた情報では、有機米や有機砂糖それぞれの原料原産国を特定できませんでした。
原材料の栽培国まで重視して選びたい方は、国産米使用と表示された別の商品との違いにも注意してください。
有機JAS認証と食品添加物について
盛田の有機みりんタイプは、有機JAS認証の商品として販売されています。
有機JASは、農林水産省が定める有機食品の生産や加工に関する基準を満たした商品に使用できる認証制度です。
本品では、有機米・有機米麹を使用した醸造調味料と、有機砂糖を使用していることが特徴です。
有機JAS認証は無添加という意味ではない
有機JAS認証を取得していることと、食品添加物を一切使用していないことは異なります。
本品の原材料表示は「有機醸造調味料(有機米、有機米麹、食塩)(国内製造)、有機砂糖、食塩/アルコール」です。
食品表示では、原材料と食品添加物を「/」で区分して記載することがあり、本品ではアルコールが添加物として表示されています。
そのため、本品を「食品添加物完全不使用」と紹介することは適切ではありません。
有機原料を重視するのか、食品添加物を使用していないことを重視するのかによって、選ぶ商品が変わります。
有機JAS認証でも糖分・塩分は含まれる
有機JAS認証は、糖分や塩分、エネルギーが少ないことを保証する制度ではありません。
本品には有機砂糖と食塩が使用されており、炭水化物や食塩相当量も含まれています。
食事全体の糖分や塩分を考えたい家庭では、原材料と栄養成分の両方を比較するとよいでしょう。
本みりん・みりんタイプ・みりん風調味料の違い
盛田は、みりん類を「本みりん」「みりんタイプ」「みりん風調味料」に分けて案内しています。
今回の商品は、このうち「みりんタイプ」に該当します。
本みりんとの違い
本みりんは、もち米や米麹、焼酎などを使用して造られる、アルコールを含む酒類です。
一方、本品は有機醸造調味料に有機砂糖や食塩などを加えた、料理用のみりんタイプです。
メーカーは、みりんタイプについて、食塩を加えて飲用できないように加工した調味料と説明しています。
本みりんに比べてアルコール分が低く、原材料に食塩が含まれる点が主な違いです。
みりん風調味料との違い
一般的なみりん風調味料は、アルコール分が1%未満になるように造られています。
一方、盛田の有機みりんタイプには、8.0%以上9.0%未満のアルコールが含まれています。
楽天市場などでは、みりん風調味料のカテゴリに掲載されることもありますが、メーカーが区別している商品分類やアルコール分に注意が必要です。
加熱しない料理やアルコールを避けたい方の食事には、低アルコールのみりん風調味料と同じ感覚では使えません。
料理酒との違い
料理酒は、料理に酒由来の風味や旨みを加えたり、肉や魚の臭みを抑えたりする目的で使用されます。
一方、本品は有機砂糖を含むため、料理酒と比べて甘みを付ける役割が大きい調味料です。
料理酒とみりんタイプを併用する場合は、アルコールや食塩、甘みのバランスを考えて使い分けてください。
煮物・照り焼き・魚料理への使い方
盛田は、本品のようなみりん類について、煮物や蒲焼、照り焼きなどの料理に照りやツヤ、甘み、コクを加えると案内しています。
普段の料理で甘みと発酵由来の旨みを組み合わせたいときに取り入れやすい調味料です。
肉じゃがや筑前煮などの煮物に
肉じゃがや筑前煮など、しょうゆやだしと組み合わせる料理に使用できます。
有機砂糖による甘みと米由来の旨みを加えることで、煮物の味をまろやかに整えられます。
ただし、本品には食塩が含まれるため、しょうゆを加える場合は塩味が強くなりすぎないように調整してください。
鶏肉や魚の照り焼きに
鶏肉や魚の照り焼きでは、しょうゆとみりんタイプを合わせて甘辛いたれを作れます。
本品に含まれる糖分は、加熱によって料理に照りやツヤを付ける働きがあります。
また、アルコール由来の風味を活かして、肉や魚の臭みを抑える目的でも使用できます。
ただし、糖分を含むため、強火で煮詰めすぎると焦げることがあります。たれの状態を見ながら火加減を調整してください。
魚の煮付けや蒲焼のたれに
魚の煮付けや蒲焼のたれなど、甘みとコクを加えたい料理にも使用できます。
しょうゆやしょうがと組み合わせることで、魚の風味を整えながら、甘辛い味付けに仕上げられます。
ただし、魚の大きさや煮汁の量によって必要な調味料の量は変わります。家庭の好みに合わせて調整してください。
炊飯に少量加える使い方
盛田は、米を炊く際にみりん類を少量加える使い方も紹介しています。
メーカーが示す目安は、米2合に対して小さじ1程度です。
本品の糖分によってご飯にツヤを加えることが期待できますが、食塩やアルコールも含まれているため、味付けや食べる方に合わせた配慮が必要です。
特に小さな子ども向けのご飯に使用する場合は、炊飯後にアルコールが必ず完全になくなるとは断定できない点に注意してください。
アルコール分8〜9%と子どもの食事への注意点
盛田の有機みりんタイプは、酒税法上の酒類ではない調味料ですが、8.0%以上9.0%未満のアルコールを含みます。
お酒に分類されないことと、アルコールが含まれていないことは異なります。
加熱してもアルコールが完全になくなるとは限らない
みりんタイプに含まれるアルコールは、加熱することで減少します。
ただし、アルコールがどの程度残るかは、使用量、加熱時間、料理の水分量、鍋の形状などによって異なります。
短時間の加熱だけで完全にアルコールがなくなるとは限らないため、調理方法を考えることが大切です。
子どもの料理ではアルコールと塩分の両方に注意
本品を子どもの食事に使う場合は、アルコール分だけでなく、食塩も含まれていることを踏まえて調理する必要があります。
本品固有の年齢別使用量や、子どもが何歳から食べられるかという基準は確認できませんでした。
離乳食では、子どもの発達段階や食べ慣れている食品、食事全体の味付けを考え、アルコールを含む調味料を使う必要があるかも含めて判断してください。
アルコールを避ける必要がある場合は、アルコール分の少ない別の調味料を選ぶ方法もあります。
加熱しない料理にはそのまま使用しない
和え物や冷たい麺つゆなどに本品をそのまま加えると、アルコールが残ります。
あらかじめ加熱してアルコールを減らす方法もありますが、調理条件によっては残留する可能性があります。
アルコールを避ける必要がある方の料理では、加熱しただけで完全に除去されたと判断しないことが大切です。
小さな子どもの誤飲を防ぐ
本品は甘みのある調味料ですが、アルコールを含んでいます。
そのまま飲むための商品ではないため、小さな子どもが誤って飲まないよう、手の届かない場所に保管してください。
調理中もキャップを開けたまま放置せず、使用後はすぐに閉めてください。
塩分1.5%以上と栄養成分
本品には有機砂糖と食塩が使用されているため、甘みと塩味の両方を持つ調味料です。
食塩を加えていない本みりんから切り替える場合は、料理全体の塩分量が変わることにも注意が必要です。
大さじ1杯(15ml)当たりの栄養成分
盛田の公式商品情報と販売店の栄養成分表示に基づく、大さじ1杯(15ml)当たりの数値は以下のとおりです。
| エネルギー | 28kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.1g |
| 脂質 | 0g |
| 炭水化物 | 4.9g |
| 食塩相当量 | 0.2g |
上記は大さじ1杯当たりの表示で、500ml全量の栄養成分ではありません。
原材料に有機砂糖を使用しているため、糖質やエネルギーの摂取量を考えている方は使用量にも注意してください。
しょうゆやみそと組み合わせるときの塩分
本品は食塩を加えたみりんタイプのため、しょうゆやみそなどの塩分を含む調味料と組み合わせるときは、料理全体の塩味を調整する必要があります。
特に、食塩を含まない本みりんと同じ量で置き換える場合は、味付けの仕上がりが変わる可能性があります。
塩分を調整している家庭では、調味料ごとの食塩相当量を意識して使うことが大切です。
500ml入りの容量と開栓後の保存方法
本品は500mlのペットボトル入りです。
盛田では同じ有機みりんタイプの1L商品も販売していますが、使用頻度が少ない家庭や、初めて味を試したい方には500mlの容量が使いやすい場合があります。
未開栓の賞味期間は12か月
盛田の公式商品情報では、開封前の賞味期間を12か月と案内しています。
ただし、購入時点で12か月残っているという意味ではありません。
実際の賞味期限は、届いた商品パッケージに記載された日付を基準にしてください。
開栓後は10℃以下で冷蔵保存する
本品は未開栓であれば、直射日光や高温多湿を避けて保存できます。
一方、開栓後はキャップを閉め、必ず10℃以下の冷蔵庫で、容器を立てて保存するよう案内されています。
前に紹介した本みりんや味の母とは保存条件が異なるため、同じみりん類だからといって開栓後も常温保存できると考えないことが大切です。
開栓後の具体的な使用期限は確認できませんでした。冷蔵保存しながら、なるべく早めに使い切ってください。
保管中に色が濃くなることがある
販売元は、本品について、保管中に色が濃くなる場合があると案内しています。
これは商品の性質による変化で、色が濃くなったことだけで品質が悪くなったとは限りません。
ただし、異臭やカビなど、通常とは異なる状態が見られる場合は使用せず、メーカーや販売店に相談してください。
盛田 有機みりんタイプ500mlのよくある質問
有機JAS認証を取得した商品ですか?
はい。盛田の有機みりんタイプ500mlは、有機JAS認証商品です。有機米・有機米麹を使用した醸造調味料と、有機砂糖が原材料に使われています。
本みりんですか?
いいえ。本品は本みりんではなく、食塩を加えた「有機みりんタイプ」の醸造調味料です。酒税法上の酒類には該当しませんが、アルコールを含みます。
みりん風調味料と同じですか?
一般的なみりん風調味料とは異なります。みりん風調味料のアルコール分は通常1%未満ですが、本品のアルコール分は8.0%以上9.0%未満です。
原材料は何ですか?
原材料は、有機醸造調味料(有機米、有機米麹、食塩)(国内製造)、有機砂糖、食塩/アルコールです。
砂糖は入っていますか?
はい。有機砂糖が使用されています。砂糖を加えず米の糖化による甘みだけで造る本みりんとは、原材料の構成が異なります。
食品添加物は使用されていますか?
はい。原材料表示では「/アルコール」と記載されており、アルコールが食品添加物として表示されています。有機JAS認証商品ですが、食品添加物不使用の商品ではありません。
有機米は国産ですか?
原材料表示には醸造調味料が国内製造であることが記載されていますが、有機米そのものの栽培国は確認できませんでした。国内製造と国産原料は異なる表示です。
アルコール分は何度ですか?
アルコール分は8.0%以上9.0%未満です。酒類ではなく調味料として販売されていますが、アルコールを含むため、子どもの食事や加熱しない料理に使用する際は注意してください。
食塩は含まれていますか?
はい。塩分は1.5%以上で、大さじ1杯(15ml)当たりの食塩相当量は0.2gです。しょうゆやみそと組み合わせる際は、料理全体の塩味を調整してください。
どこの県で製造されていますか?
製造所は愛知県常滑市にあります。ただし、有機米や有機砂糖の原料原産国まで確認できたわけではありません。
煮物や照り焼きに使えますか?
はい。盛田は、みりんタイプを煮物や照り焼き、蒲焼などに使用できると案内しています。甘みやコク、照りを加える目的で使えますが、食塩も含まれるため、ほかの調味料とのバランスを考えて使用してください。
子どもの料理に使えますか?
本品にはアルコール分が8.0%以上9.0%未満含まれています。加熱によってアルコールは減少しますが、調理条件によって残る場合があります。子どもの食事では、アルコールと食塩の両方を考慮してください。
加熱すればアルコールは完全になくなりますか?
必ずしも完全にはなくなりません。使用量や加熱時間、料理の水分量などによって残留量が変わります。短時間の加熱だけでゼロになるとは断定できません。
開栓後は冷蔵庫に入れる必要がありますか?
はい。開栓後はキャップを閉め、10℃以下の冷蔵庫に立てて保存するよう案内されています。開栓後の常温保存は避け、なるべく早めに使い切ってください。
賞味期限はどのくらいですか?
メーカー公式情報では、未開栓の賞味期間は12か月です。購入時点で残っている賞味期限は、実際の商品パッケージの表示を基準にしてください。
500mlと1Lで原材料は違いますか?
盛田の公式商品情報では、有機みりんタイプの500mlと1Lを同じ商品欄で案内し、共通の原材料を掲載しています。今回紹介するのは500mlのペットボトル入りです。