杏仁豆腐の上にのっている赤いクコの実(ゴジベリー)。乾燥した商品を買ってみても、「そのまま食べられる?」「水で洗う必要がある?」「何分戻せば柔らかくなる?」と迷うことがあります。
クコの実は、乾燥したまま食べる商品もあれば、水分で戻して料理に使う方法もあります。
この記事では、食用の乾燥クコの実について、そのまま食べる場合の条件と戻し方、普段の料理への使い方を説明します。
まずはこちらをチェック
食用として販売されている乾燥クコの実には、水で戻さずそのまま食べられる商品があります。
ハンズトレーディングの有機クコの実は、そのまま食べる方法のほか、お茶やスープで戻す食べ方を案内しています。
柔らかくしたい場合、エスビー食品は自社商品を水などに30〜40分浸す方法を示しています。ただし、すべての商品に共通する時間ではありません。
洗う必要があるかどうかも商品ごとの表示を確認しましょう。小さな子どもには、乾燥した粒を丸ごと与えないよう注意が必要です。
クコの実はそのまま食べられる?水で戻す必要はある?
そのまま食べられる乾燥商品がある
クコの実は、ナス科クコ属の植物の果実で、ゴジベリーとも呼ばれます。日本では乾燥した状態の商品が販売されています。
ハンズトレーディングは、自社の有機クコの実について、乾燥したまま食べるほか、ヨーグルトやグラノーラ、スープなどに加える方法を紹介しています。
ただし、「クコの実」という名前だけで、すべての商品をそのまま食べられるとは判断できません。調理用・薬用など用途や加工状態が異なるものもあるため、食用商品の表示に従ってください。
硬さが気になる場合は水分で戻す
乾燥クコの実は、商品によって硬さや水分量が異なります。
そのままでは硬く感じる場合は、清潔な水に浸したり、スープやお粥など水分の多い料理に加えたりすると、柔らかく食べやすくなります。
乾燥状態より柔らかくなっても、噛まずに飲み込んでよいという意味ではありません。
クコの実の戻し方|水に何分浸せばいい?
1. 必要な量を清潔な容器に入れる
まず、食用の乾燥クコの実を必要な量だけ取り出します。
容器やスプーンは清潔なものを使い、購入した商品の表示に洗浄の指示がある場合は、それに従ってください。
2. クコの実が浸る程度の水を加える
クコの実が水に浸るように、清潔な飲用水を加えます。
エスビー食品は「菜館 クコの実(ゴジベリー)」をふっくら戻したい場合、30〜40分程度浸すことを案内しています。
ただし、これは同社商品の戻し時間の目安です。ほかの商品では乾燥状態が異なるため、表示された調理方法を優先してください。
3. 柔らかくなったことを確認して使う
水分を含んで柔らかくなったら、料理に使用します。戻した後は乾燥状態と保存条件が変わるため、なるべく調理した分を使い切りましょう。
長時間室温に放置せず、すぐに使わない場合は清潔な容器に入れて冷蔵してください。
そのまま・水戻し・加熱調理の使い分け
クコの実の用途に合わせ、調理方法の違いを整理しました。
| 使い方 | 準備 | 向いている料理 |
|---|---|---|
| そのまま | そのまま食べられる商品のみ | 間食、シリアルなど |
| 水で戻す | 水に浸して柔らかくする | 杏仁豆腐、和え物、デザート |
| スープに加える | 商品やレシピに従って煮る | 中華スープ、お粥、煮込み料理 |
| ヨーグルトに加える | 十分に水分を含ませる | 朝食、デザート |
| お茶に加える | 清潔な容器で湯に浸す | クコの実を使った飲み物 |
水戻しの30〜40分はエスビー食品の商品に関する例であり、すべての料理で必要な時間ではありません。
クコの実は洗ってから食べるべき?
洗わず使える商品もある
クコの実は、商品によって使用前の準備が異なります。
例えば、ハンズトレーディングの有機クコの実では、食用の乾燥果実をそのまま食べる方法が案内されています。
一方、販売元によっては軽く洗ってから水で戻す方法を案内している場合もあります。
このため、すべての商品に水洗いが必要、あるいは水洗いは不要と一律には判断できません。
洗えば農薬や食品添加物が完全になくなるわけではない
食品の安全性が気になる場合は、洗うかどうかだけでなく、商品の原材料表示、原産国、検査に関する案内を確認してください。
水洗いによって、残留農薬や使用された食品添加物などが必ず完全に除去されるわけではありません。
また、水でぬらしたクコの実を乾燥品と同じように長期保存することは避けましょう。
ヨーグルトやスープに使うときの注意
ヨーグルトに加える場合
乾燥クコの実をヨーグルトに加えると、時間とともに水分を吸って柔らかくなります。
そのまま食べにくいと感じる場合は、水で戻してから加える方法もあります。
ヨーグルトに混ぜた後は、ヨーグルトの保存条件に従い、冷蔵して早めに食べ切ってください。
スープやお粥に加える場合
エスビー食品は、クコの実をスープやお粥、炒め物などに使えると紹介しています。
料理の水分で柔らかくできますが、加えるタイミングや調理時間はレシピと商品の案内に従いましょう。
クコの実を加えることで病気が予防できたり、視力が改善したりするとは判断できません。
クコの実やクコの実ジュースなどと、ワルファリンとの相互作用が疑われた症例が報告されています。服薬中の方は、継続して食べる前に医師・薬剤師へ相談してください。
また、小さな子どもには乾燥した粒を丸ごと与えないでください。水で戻して柔らかくした場合も、子どもの発達や噛む力、飲み込む力に合わせた判断が必要です。
子どもの食べ方は、クコの実は子どもに何歳から?で詳しく説明しています。
クコの実の食べ方についてよくある質問
Q. 乾燥したクコの実はそのまま食べてもいい?
食用としてそのまま食べられる商品があります。硬さが気になる場合は水分で戻しましょう。必ず購入した商品の使用方法を確認してください。
Q. クコの実は何分水に浸せばいい?
エスビー食品は自社のクコの実について、ふっくら戻す場合に30〜40分を案内しています。商品によって異なるため、表示された調理方法を優先してください。
Q. クコの実は必ず水で洗う必要がありますか?
商品によります。そのまま食べる方法を案内する商品も、洗ってから戻す方法を案内する商品もあります。使用前にパッケージの表示を確認しましょう。
Q. ゴジベリーとクコの実は違う食品ですか?
一般に、ゴジベリーはクコの実を指す呼び名です。ただし、商品によって使用するクコの種類や加工状態が異なる場合があります。
クコの実は商品表示に合わせてそのまま・水戻しを使い分けよう
食用の乾燥クコの実には、そのまま食べられる商品があります。硬さが気になる場合は、水や料理の水分で柔らかくして使う方法もあります。
エスビー食品の30〜40分という戻し時間は、同社の商品についての目安です。洗浄の必要性も商品ごとに確認しましょう。
食品の安全性と適切な調理方法を確認したうえで、家庭で使いやすい方法を選ぶことが大切です。
商品ごとの原材料や容量を比較したい場合は、クコの実おすすめ5選も参考にしてください。