子どものトーストやグラタンに使うチーズ。毎日の料理に取り入れるものだからこそ、「セルロース不使用」や「無添加」と書かれた商品が気になりますよね。ただし、チーズは原材料だけでなく、加熱の必要性や形状によって使い方が異なります。
この記事では、セルロース不使用のチーズおすすめ5選を、シュレッドタイプとそのまま食べられる小粒タイプから比較します。原材料・容量・保存方法に加え、子どもに与える際の注意点や「何歳から」の考え方も解説します。
迷ったらまずここだけチェック
加熱料理で少量ずつ使うなら冷凍250gのホライズンファームズ、よく料理する家庭ならよつ葉の1kg、加熱せず食べる用途ならよつ葉のおつまみチーズが候補です。セルロース不使用と、ほかの原材料も一切加えていないことは同じではありません。用途と表示を合わせて選びましょう。
セルロース不使用・無添加チーズおすすめ5選|子どもの料理とおやつ用を比較
原材料、セルロースの使用、加熱の必要性、形状、容量を基準に選びました。「無添加」は何を使用していないかによって意味が変わるため、商品ごとの原材料も確認して比較しています。
| 順位・商品 | 形状 | 容量 | 使用時のポイント | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 ホライズンファームズ | 冷凍シュレッド | 250g | 有機タピオカでん粉を使用 | 有機JAS認証・冷凍小容量を重視 |
| 2位 よつ葉 シュレッド | シュレッド | 1kg | 要加熱 | 北海道十勝産チーズ3種を料理に使用 |
| 3位 よつ葉 チェダー | 小粒・ダイス状 | 30g | そのまま食べられる/幼児は形状に注意 | チェダーの風味と食べ切りサイズ |
| 4位 よつ葉 ゴーダ | 小粒・ダイス状 | 30g | そのまま食べられる/幼児は形状に注意 | ゴーダの風味と食べ切りサイズ |
| 5位 ハイ食材室 S-1 | シュレッド | 800g | 販売元の保存・加熱表示を確認 | ゴーダとサムソーの配合を重視 |
1位
ホライズンファームズ 有機グラスフェッド モッツァレラ 250g
有機認証を重視しつつ、冷凍庫から必要量を使いたい家庭に。セルロースを使わない250gのシュレッドタイプ。
有機JAS認証を受けた、牧草を主体に育った牛の生乳を使ったモッツァレラチーズ。250gの冷凍シュレッドで、必要な分を取り出して加熱料理に使えます。
原材料は有機生乳・塩・有機タピオカでん粉です。チーズ同士の結着を抑える目的で有機タピオカでん粉が使われています。セルロース不使用を選びたい場合には候補になりますが、「生乳と塩だけ」を条件にする家庭は区別して選びましょう。
2位
よつ葉 北海道十勝シュレッドチーズ 1kg
ピザやグラタンをよく作るなら、十勝産チーズ3種をブレンドした要加熱の1kgタイプ。
北海道十勝産の生乳で作ったチェダー・ゴーダ・モッツァレラをブレンド。原材料はナチュラルチーズ(生乳、食塩)で、セルロースを使用していません。
容量は1kg。トーストやピザ、グラタンなどで使用頻度が高い家庭なら、買い足し回数を抑えられます。種類別は「ナチュラルチーズ(要加熱)」なので、そのまま食べずに表示に従って加熱しましょう。
3位
よつ葉 北海道十勝 おつまみチーズ チェダー 30g
料理用とは分けて、そのまま食べる少量のチーズを用意したいなら、チェダーの30gタイプ。
北海道十勝産の生乳を使ったチェダーチーズを、食べやすいダイス状にカットした30gの商品。セルロースを使わず、開封してそのまま食べられる点が、要加熱のシュレッドチーズとの違いです。
少量のチーズを食事に添えたい場合に便利ですが、小粒でも子どもにそのまま与えてよいとは限りません。特に0~5歳は、噛む・飲み込む力に合わせて形や大きさを調整し、食事中は見守ってください。
4位
よつ葉 北海道十勝 おつまみチーズ ゴーダ 30g
食べ切りやすい30gで、チェダーとは違うゴーダのコクを楽しみたいときに。
チェダーと同じく北海道十勝産の生乳を使い、セルロースを使用していない30gのゴーダチーズ。ダイス状にカットされ、開封後そのまま食べられます。
チェダーのほのかな酸味よりも、ゴーダのまろやかな味わいを選びたい場合の候補です。子どもに与える場合は、ひと口サイズの表示にかかわらず、形や大きさを調整してください。
5位
ハイ食材室 こだわる大人の配合S-1 800g
料理に使うチーズを多めに用意し、ゴーダとサムソーの風味の組み合わせを選びたい家庭に。
ゴーダとサムソーを組み合わせた800gのシュレッドチーズです。販売情報ではセルロース不使用、原材料は生乳と食塩と案内されています。
毎日のトーストやピザなどでまとまった量を使う家庭に向いた構成です。大袋なので、届いたときの保存区分と開封後の扱いを確認しましょう。加熱方法については購入する商品の表示を優先してください。
※順位は、原材料、用途、形状、容量などをもとに当サイトが独自に整理したもので、売上や人気を示すものではありません。商品仕様は変更される場合があります。原材料・アレルゲン・要加熱表示・保存方法は商品パッケージを優先してください。
子ども向けチーズの選び方|セルロース・原材料・形状を比較
セルロース不使用でも、ほかの原材料が含まれることがある
セルロースは、シュレッドチーズ同士がくっつくのを抑える目的などに使われます。セルロース不使用は「添加物やほかの原材料がすべて不使用」という意味ではありません。今回のホライズンファームズの商品には有機タピオカでん粉が使われています。「生乳と食塩だけ」を重視するなら、原材料欄まで比較しましょう。
加熱調理用と、そのまま食べられるチーズを分けて選ぶ
シュレッドはトーストやグラタンに使いやすい一方、商品によっては「要加熱」の表示があります。よつ葉の1kgシュレッドは加熱して使う商品です。一方、よつ葉のおつまみチーズはそのまま食べられます。チーズという名前だけで同じ使い方ができると考えず、種類別表示を確認しましょう。
必要量と保存方法で選ぶ
250gの冷凍品なら少量ずつ調理に使いやすく、800g~1kgの大容量なら使用頻度の高い家庭に向きます。30gの小袋は料理とは別に食べ切りやすい量を用意したい場合の選択肢です。ただし持ち歩く場合も、要冷蔵・要冷凍などの商品表示に従いましょう。
チーズは子どもに何歳から?離乳食や幼児食での考え方
チーズは一律の年齢ですべての種類を食べられる食品ではありません。離乳食が進み、乳製品を食べる経験や噛む・飲み込む力が育ってきた段階で、塩分や脂肪の少なさ、加熱の必要性、形や硬さを確認して選びましょう。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、離乳が進むにつれて塩分や脂肪の少ないチーズを用いる考え方が示されています。
シュレッド・スライス・ダイス状チーズの違い
シュレッドは料理に溶かして使いやすく、スライスはパンや料理の材料になります。おつまみ用のダイス状チーズはそのまま食べられる場合がありますが、特に小さな子どもには形状への注意が必要です。「食べやすいひと口サイズ」という商品説明は、そのまま乳幼児に与えてよいことを意味しません。
乳アレルギーと食塩相当量
チーズは乳を原料とする食品です。乳アレルギーがある場合は医師の指示に従ってください。チーズの種類によって食塩相当量も異なるため、幼児食では料理全体の味付けと量のバランスを見て取り入れましょう。公的根拠のない「1日何gまで」という一律の目安は設定しません。
子どもへの与え方と窒息防止
こども家庭庁は、0~5歳の子どもが個装チーズなどを食べる際、4等分するなどして形・大きさを変える工夫を案内しています。小さく切れば必ず安全になるという意味ではありません。子どもの咀嚼・嚥下の発達に合わせ、食事中はそばで見守り、口に入れたまま遊んだり走ったりしないようにしてください。
また、要加熱の商品は表示どおりに調理し、チーズが熱い状態で与えないようにしてください。
セルロース不使用チーズのよくある質問
Q. セルロースは体に悪いのですか?
セルロースは植物由来の成分で、シュレッドチーズがくっつくのを防ぐ目的などに使用されます。セルロースが入っているという理由だけで、直ちに危険な商品とは判断できません。原材料をなるべく少なくしたい場合は、不使用の商品が選択肢になります。
Q. セルロース不使用なら完全無添加ですか?
いいえ。セルロース以外のでん粉などが含まれることがあります。どの成分を使っていないかは、商品の原材料欄を確認してください。
Q. 子どもはチーズを何歳から食べられますか?
一律の年齢では判断できません。離乳食の進み具合、乳製品を食べた経験、硬さや形状、食塩相当量を考え、種類別の加熱表示も確認してください。
Q. おつまみチーズをそのまま幼児に与えても大丈夫ですか?
そのまま食べられる商品でも、幼児に丸ごと与えてよいとは限りません。0~5歳では形や大きさを調整し、噛む・飲み込む様子を見守ってください。
Q. セルロース不使用のシュレッドは固まりやすいですか?
チーズ同士がくっつきやすくなることがあります。でん粉を使った商品もあるため、配合や包装によって違います。保存方法は販売元の指示に従いましょう。
まとめ|子どもの料理と食べ方に合うチーズを選ぼう
セルロース不使用のチーズでも、原材料や使い方は商品ごとに異なります。有機認証と冷凍小容量を重視するならホライズンファームズ、生乳と食塩を中心とした料理用大容量ならよつ葉の1kg、少量をそのまま食べる用途ならよつ葉のおつまみチーズが候補です。
購入時はセルロースの有無に加え、原材料、要加熱表示、保存方法、乳アレルギー、子どもの噛む・飲み込む力に合う形状を確認しましょう。
参考情報
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」、こども家庭庁「窒息・誤飲事故」