「無添加」の言葉に騙されないで!裏ラベルの『スラッシュ(/)』以降をチェックすべき理由

無添加の言葉に騙されない 食の安全・健康

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

スーパーの買い物中、パッケージの「無添加」という文字を見て、迷わずカゴに入れていませんか?実はその判断、今の時代では少し危険かもしれません。2022年4月、消費者庁によって「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン(※2)」が策定され、2024年4月からは完全施行となりました。これにより、これまでの曖昧な「無添加」表示は、事実上の禁止、あるいは厳しい制限の対象となっています。

毎日家族の食事を預かる20代・30代のママが、法改正の波に置いていかれず、賢く「本物」を選ぶための論理的な知識を整理しました。

視線は表より「裏」へ。スラッシュ(/)以降に潜む真実

食品表示法には、消費者が見分けやすいように「原材料」と「添加物」を明確に区分するルールがあります。その境界線となるのが、裏ラベルの名称欄にある「/(スラッシュ)」という記号です。

【鉄則】裏ラベルの読み方
・「/」より前:食品そのもの(砂糖、小麦粉、豚肉など)
・「/」より後:食品添加物(調味料、保存料、乳化剤など)

たとえパッケージの表に「無添加」と大きく書かれていても、裏のスラッシュ以降にカタカナの成分名が並んでいれば、それは添加物を含んだ食品です。この「スラッシュ・ルール」を知るだけで、キャッチコピーに惑わされる時間はゼロになります。

大量の新鮮で美味しそうな野菜たちのイメージ

消費者庁が「無添加」表示を厳格化した論理的理由

なぜ今、国は「無添加」という言葉を厳しく制限し始めたのでしょうか。それは、消費者庁の調査によって、多くの消費者が「無添加=健康・安全」と過度に信じ込んでいる実態が浮き彫りになったからです。

ガイドラインでは、以下の10類型に該当する表示を「不適切」としています。特にママたちが注意すべき3つのポイントを挙げます。

  • 「無添加」単独の表示:何が不使用なのか具体的に書かない表示は、消費者に誤解を与えるため禁止の方向です。
  • 加工助剤の使用:最終製品には残らないものの、製造過程で使っている場合に「無添加」と謳うのは誠実ではありません。
  • 過度な健康アピール:添加物を使っていないことと、栄養バランスが良いことは別問題です。

【深掘り】ママが避けるべき「スラッシュ以降」の代表例

厚生労働省(※1)では安全性を認めていますが、欧米では制限されているものや、子供への影響が懸念される添加物は存在します。ラベルの「/」の後に以下の名前を見つけたら、慎重に判断すべきです。

・人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムKなど)

「砂糖不使用」の裏に隠れていることが多い添加物です。強い甘みは子供の味覚形成を乱すリスクが指摘されています。

・タール色素(赤色〇号、青色〇号など)

見た目を鮮やかにしますが、海外では多動性との関連が疑われ、表示義務がある国もあります。子供のお菓子には避けたい代表格です。

・発色剤(亜硝酸ナトリウム)

ハムやウィンナーに多く使われます。肉本来の色を保つためのものですが、体内で別の物質と反応するリスクが議論されています。

「キャリーオーバー」という見えない添加物の罠

さらに高度な知識として知っておきたいのが「キャリーオーバー」です。これは、原材料(例:醤油)に含まれていた添加物が、最終製品(例:おせんべい)では微量になるため、表示を免除される仕組みです。

つまり、ラベルに書かれていない添加物も存在するということ。ここまで完璧にチェックするのは、スーパーの棚の前では不可能です。

冷蔵庫を開けて献立に悩んでいる女性のイメージ

限界を感じるママへの解決策

「スラッシュ以降を全部チェックするなんて、毎日やっていられない」――これが本音ではないでしょうか。仕事、育児、家事に追われる中で、全てのラベルを読み解くのは物理的に困難です。

ここで、情報の取捨選択が必要になります。「自分で調べるのをやめ、基準が自分より厳しいプロに任せる」という戦略です。

例えば、食材宅配の「らでぃっしゅぼーや」や「オイシックス」は、最初からこの「スラッシュ以降」をプロが厳選し、キャリーオーバーまで把握した上で販売しています。買い物に行く時間をカットしつつ、高いレベルの安全を手に入れる。これは、忙しい現代のママにとって非常におすすめです。

まとめ:知識は家族を守る最大の武器

「無添加」という言葉に依存せず、裏ラベルの「/」を見る癖をつけること。そして、自分の手に余る部分は信頼できるサービスを賢く利用すること。この使い分けこそが、令和の子育てママに求められる食品選びの最適解です。

(※1)参考:厚生労働省「食品添加物の情報」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-03-015
(※2)参考:消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/assets/food_labeling_cms201_220330_25.pdf

コメント