「せっかく奮発して買ったのに、子供が一口食べて『お薬みたいで嫌だ!』と拒否……」そんな経験をして、マヌカハニーの瓶をキッチンに眠らせてしまっているママはいませんか?
マヌカハニーは、一般的なはちみつとは異なる香りや風味、食感を持つため、「まずい」「薬っぽい」と感じることがあります。この記事では、マヌカハニーが食べにくいと感じる理由と、子供が食べやすくする組み合わせ、MGO・UMFの見方、年齢に関する注意点をまとめます。
マヌカハニーが「まずい」と感じるのはなぜ?
マヌカハニーを食べて「普段のはちみつと違う」と感じるのは、マヌカハニー特有の風味や食感があるためです。
ニュージーランド産のマヌカハニーには、さまざまな成分が含まれており、UMF協会も複雑な風味や食感が特徴のひとつとしています。一般的なはちみつと比べて独特の香りやコクを感じることがあるため、食べ慣れていない子供には「お薬みたい」と感じられる場合があります。
ただし、MGOの数値が高いほど薬のような味が強くなる、と一律に判断することはできません。MGOはマヌカハニーの指標のひとつで、味の強さそのものを表す数値ではありません。
「MGOが高い=まずい」とは限りません
マヌカハニーの味や香りは、MGOの数値だけでなく、商品ごとの風味や食感などによっても変わります。数値だけで味を決めつけず、実際の好みに合うかを見ながら選ぶことが大切です。
子供が食べやすくなる「ちょい足し」アイデア
そのまま食べるのが苦手な場合は、普段から食べ慣れている食品と合わせる方法があります。マヌカハニーの風味が気になる子供でも、組み合わせによって食べやすく感じる場合があります。
| 組み合わせ | 食べやすくするポイント |
|---|---|
| プレーンヨーグルト | ヨーグルトの酸味と合わせることで、マヌカハニーの独特な風味を和らげて感じやすくなります。 |
| バタートースト | パンやバターの風味と合わせることで、単体とは違った甘さを楽しめます。 |
| きな粉+バナナ | きな粉の香ばしさやバナナの甘さと合わせることで、マヌカハニーの風味が気になる場合にも試しやすい組み合わせです。 |
どの組み合わせでも、子供が食べやすい味や温度に調整するとよいでしょう。特に1歳未満の子供には、加熱した場合を含めて、はちみつやはちみつ入りの食品を与えないでください。厚生労働省は、ボツリヌス菌が熱に強く、通常の加熱や調理では死なないことを案内しています。
マヌカハニーは何歳から?1歳未満は要注意
お子さんにマヌカハニーを与えるときに、まず確認したいのが年齢です。マヌカハニーもはちみつの一種なので、1歳未満の子供には与えないでください。
1歳未満の子供には、はちみつを与えない
厚生労働省は、1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあるとして、はちみつや、はちみつ入りの飲料・お菓子などを与えないよう注意しています。
また、ボツリヌス菌は熱に強いため、通常の加熱や調理では死滅しません。マヌカハニーを加熱すれば1歳未満でも食べられる、という考え方はできません。
厚生労働省では、1歳以上については、はちみつは1歳未満ほどリスクの高い食品ではないとしています。
1歳を過ぎた後も、子供が食べにくそうな場合は無理にそのまま食べさせず、ヨーグルトやパンなど、普段から食べ慣れている食品と合わせる方法があります。食後の歯みがきなど、日頃の口腔ケアも意識しておきましょう。
失敗しにくいマヌカハニーの選び方
「まずい」と感じにくいものを探すなら、数値だけで決めるのではなく、使う場面と形状、味の好みを基準に選ぶと考えやすくなります。
本格的に家族の元気を支えたいなら「瓶タイプ」
毎日の習慣としてしっかり取り入れたいママには、数値(UMF15+など)が保証された高品質な瓶タイプがおすすめです。ねっとりした質感なので、トーストや料理の隠し味にも使いやすいのが特徴です。
UMF15+など、数値を基準に選びたい場合は、UMF表示の有無や数値も確認しておくと、商品の違いを比較しやすくなります。
衛生面や「使い切り」を重視するなら「スティックタイプ」
「瓶だとスプーンの使い回しによる雑菌が心配」「開封後の品質を保ったまま、少しずつ使い切りたい」というママにぴったりなのが、1回分ずつの個包装です。使う直前まで密封されているので、いつでも新鮮な状態で使えます。なお、こちらは数値がしっかりめのタイプなので、香りに慣れていないお子さんには、まず瓶タイプの少量を味見させてから試すと安心です。
お出かけ先や「おやつ代わり」なら「ロゼンジ(のど飴)」
カバンに入れておいて、乾燥が気になる時にサッとあげたいなら、キャンディタイプが便利。噛まずにゆっくり溶かして食べるものなので、誤嚥の心配がない年齢のお子さんにおすすめの「食べるお守り」です。プロポリスを配合したタイプもあり、はちみつや花粉に対してアレルギーをお持ちのお子さんは、念のため原材料表示を確認してから与えてください。
マヌカハニーのMGO・UMFはどう見る?
マヌカハニーを選んでいると、「MGO 100+」「MGO 500+」「UMF10+」「UMF15+」など、さまざまな数字が目に入ります。
この数字は何を意味するのでしょうか。簡単にいうと、MGOはマヌカハニーに含まれるMGO(メチルグリオキサール)の量を示す表示、UMFはMGOを含む複数の品質項目を確認する認証です。そのため、MGOとUMFは同じものではありません。
MGOとUMFの違い
MGO:マヌカハニー1kgあたりに含まれるMGOの量を示す表示です。数字が大きいほど、MGOの含有量が多くなります。
UMF:MGOだけでなく、レプトスペリン、DHA、HMFなど複数の項目を確認する品質認証です。
MGOとUMFの数字はどう対応する?
UMF公式の基準では、UMFの各グレードに対応するMGOの基準値が設定されています。たとえば、UMF15+はMGO 514mg/kg、UMF20+は829mg/kgが基準値です。
| UMF | MGOの基準値 | 数字からわかること |
|---|---|---|
| UMF 5+ | MGO 83mg/kg | UMFの低いグレードに設定された基準値 |
| UMF 10+ | MGO 263mg/kg | UMF10+に対応するMGO基準値 |
| UMF 15+ | MGO 514mg/kg | UMF15+に対応するMGO基準値 |
| UMF 20+ | MGO 829mg/kg | UMF20+に対応するMGO基準値 |
| UMF 25+ | MGO 1197mg/kg | UMF25+に対応するMGO基準値 |
たとえば、この記事で紹介しているUMF15+の商品なら、UMF公式の基準ではMGO 514mg/kgが対応する数値です。商品によって「MGO 512+」など表示が異なる場合があるため、実際の商品ページやラベルに表示されている数値を確認しましょう。
「まずい」が気になるなら、数字だけで選ばない
ここが、子供用のマヌカハニーを選ぶときに重要なポイントです。
MGOやUMFの数字が高いからといって、そのまま「子供には食べにくい味」と判断できるわけではありません。マヌカハニーは天然由来の食品なので、風味には商品ごとの違いがあります。高MGOの商品ほど独特の風味を感じるという説明もありますが、味の感じ方には個人差があります。
そのため、「子供が食べられるマヌカハニー」を探しているなら、数字だけを追うよりも、①どのくらいの数値を選ぶか、②瓶・スティックなどどの形が使いやすいか、③ヨーグルトやパンなど何と合わせるかまで考えて選ぶほうが、実際の使いやすさにつながります。
この記事で紹介した商品を見るときのポイント
「MGOが高いもの=子供には向かない」と決めつける必要はありません。まずは商品のMGO・UMF表示を確認し、そのうえで家族が食べやすい風味か、普段どのように使うかを考えて選ぶとよいでしょう。
まとめ
マヌカハニーが「まずい」と感じるのは、一般的なはちみつとは異なる独特の風味や食感があるためです。特に子供がそのまま食べにくそうな場合は、ヨーグルトやトーストなど、普段から食べ慣れている食品と合わせる方法があります。
また、MGOやUMFの数値は味の強さそのものを示すものではありません。数値だけで味を判断せず、形状や使う場面、家族の好みに合うかを考えて選ぶことが大切です。
なお、1歳未満の子供にはマヌカハニーを含むはちみつを与えないでください。厚生労働省が案内しているように、通常の加熱や調理でもボツリヌス菌の芽胞を死滅させることはできません。
【参考情報】
- 厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」
- 各種商品ページ